赤いメダカ

知っている品種を書いてみる。
いろんな雑誌・webPage をつぎはぎに参照してまとめてみた。

赤いメダカは、「楊貴妃」と呼ばれる系統の出現により、
ほんとうの「赤」に極めて近づいたと考える。

1-楊貴妃

2004年、廿日市市「めだかの館」発と伝えられる。

昔から固定していた「ヒメダカ」の黄色色素の濃いものを選択していき、
「琥珀」系統を見いだした。
それが–>「楊貴妃」
と伝えられる。

どの程度、選択交配の過程で「新たな突然変異が起こった」「突然変異を導入した」かは
明らかにされていない。

2-楊30

島根県の愛好家により改良された、楊貴妃の改良系統と言われる。
30の由来は、30世代かかった、と言う。

3-紅帝

福山市の愛好家たちにより作出された系統。

1-, 2- が橙色の濃いものだとすると、
紅帝には、「赤」あるいは「濃い朱」色が明らかに出現する。

楊貴妃の改良系統の筈だが、
楊貴妃との具体的関連と言うか作出経緯についての記述を
見つけることができていない。

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以上の「まとめた経緯」を、「canary book」に照らすと以下::

i-
紅帝などは、
ii-の餌から「アスタキサンチン」を蓄積して「赤く」発色する遺伝子(群)を持っているらしい。
ii-
その後、いずれも適当な餌を給餌して「色揚げ」することが、
繁殖家の間では常識となっているようだ。

その餌が、発売されている。
その名も「medaka の mai-SuperOrange」と。
「red」と呼ばないで「superOrange」と呼ぶのは、愛嬌・・・か。
成分に、「オキアミ」などあるが、
測っている筈であるが・・・成分としての「アスタキサンチン」量は書かれていない。

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吾輩も、以上の学習に基づき、「赤いメダカ」育種に励んでいる。

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